重松清/きみの友だち 重松清さんの「きみの友だち」を読み終わりました!内容は、わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいる―。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない…。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。この本さ、「友だち」がテーマになってるけど、私は大人に読んでもらいたいなって強く思った。大人になっても友だちって居るけど、もう一度考える良いキッカケになるような素敵な本でした◎一つ一つがわかる気がする。それぞれの思いとか性格を読み進めて理解してくると彼らの考えてるものが見えてきて、自分の中の小さいかけらとハマる。私もどっかにこんな性格の私を持ってるなって。「私は私であって、あなたはあなた。みんなってなると違う」一人じゃなくてみんな。誰をさすのでもない。例えば、昔、携帯電話を持ってなくて周りの子は持ってるってねだったりしなかった?そんなとき「みんな持ってるから」と、二・三人しか持ってないのに。一人一人でなくみんなと言うくくり。それが幸せなのか。友だちって何だろうね。私も今もわからないけど。心温まる話でした。 PR