小瀬木麻美/ラブオールプレー 小瀬木麻美さんの「ラブオールプレー」を読みました。文庫の表紙。内容は、中学の時ひょんなことからバドミントンを始めることになった水嶋亮。オファーを受けて進学した名門・横浜湊高校には文武両道イケメンエースの先輩をはじめ、無敵の双子ダブルスにクールな帰国子女など個性豊かなチームメイトたちが。かけがえのない仲間を得た水嶋は、さらなる高みへと挑んでいく。三度のメシとバドミントンな超純粋高校生たちを瑞々しく描いた青春バドミントン小説。文庫書きおろし。これ、来たよ!スポーツ青春ものの話が大好きな私は久々に震える程、良かったです。そうだな、森絵都さんの「DIVE!!」ぶりぐらいに良かった!!!スポーツ物や青春物って個性豊かなキャラクターが一杯出るけど、彼らは戦って相手を蹴散らすのでなく一緒に上り高め合っていく。試合で対戦した相手選手も悔しくて涙してても買った選手に一杯教えていく。コーチの先生が「考えろ」て言う。身体で覚えるのも大事だけど考えて瞬時に判断して打ち返す。応援の声、あと、お決まりだけどちょっとの恋要素(笑)。同年代の子たちが頑張って目指す。目標は近いもの遠いもの。色々ある。とにかく、私的にとても良かった!ソレしか言えない・・・。青春もの好きな人是非読んで。野球やサッカーなどのメジャーじゃないスポーツ(やってる人には失礼かもしれませんが・・・)バドミントンの小説なんて初めて読んだ!スポーツの本で自分はたいてい贔屓キャラをコッソリ決めちゃうんだけど、この本に出てくる子はみんな好きです。ホント、応援したくなるわ〜。 PR