峰月 皓/カエルの子は

峰月皓さんの「カエルの子は」を読み終わったよ！

文庫の表紙。


内容は、
遊園地でカエルの着ぐるみをかぶって仕事をこなし、優雅な独身貧乏生活を満喫中の俺、三十歳。
ある日、見知らぬガキがやってきて、俺に向かって思いっきり叫んだ。
「父ちゃん!」身に覚えは…ない、わけでもない…。
突然の息子の登場で、俺の平穏な生活が一変。そもそも子供は苦手なのに、どうなっちまうのか―。
真冬の遊園地でじんわりと展開する、親子の心温まる物語。
ぎこちない父親の愛情と、まっすぐな子供の信頼が、関わる人々に笑顔を運ぶ。


んー、あまり良い評価じゃなかったので、この作品をまっさらな状態で楽しみたい方は下記を読まないで下さい〜

この本、ちょっと、設定だけが一人歩きしたって感じ。
結局、どうして？ってのが解決されない。
最初から子供の母親は！？っと定義しておいて最後まで有耶無耶というか、誰もそんな問題視せずに終わりました。
最初は突然現れた子供の親に捜索願い出されるとか、うんぬんかんぬん言って
興味だけ持たせたくせに何も解決せず、突然、ハッピーエンド。
ハッキリしない。
他にも色々、なんで？ってポイント多いです。
無理矢理というか、経過を書かずにポンッと答えが出された感じ。
久々に、こりゃ無いわーってなっちゃった；；
あと、本の中のストーリーだけど、演出過ぎるって言うのかな。
大袈裟なドラマを読んでる感覚でした。
全て少し演技がかってて、馴染みづらい；

峰月さんの作品はまた気が向いたら読んでみます。
一つだけが駄目な訳じゃないだろうし！
心温まるストーリーかなっと手に取ったけど、疑問ばかりのこってしまいました＞＜！