辻村深月/スロウハイツの神様 辻村深月さんの「スロウハイツの神様(上/下)」を読み終わりました!単行本の表紙 文庫本の表紙 内容(上巻の紹介文です)は、ある快晴の日。人気作家チヨダ・コーキの小説のせいで、人が死んだ。猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったもの、それは『コーキの天使』と名付けられた少女からの百二十八通にも及ぶ手紙だった。事件から十年―。売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は、謎の少女・加々美莉々亜の出現により、思わぬ方向へゆっくりと変化を始める…。先日、凍りのくじらを借り手読んで、スゴく良かったので続いてスロウハイツの神様も読んでみました^^!期待通り、と、言うか読みやすいし。次が気になってページを捲るスピードも心持ち早かったです。上下巻って事で少しハードル高いかもしれん;っと、雰囲気だけの読書好きの自分としては少々怖じ気づいてたんですが、ホント、全然、気にせず、読み切れました><!上巻を読んでの下巻の馴染み具合はヤバかったです。上巻でキャラクターを覚えて、それぞれに、親近感を持って下巻に行く。そんで、最後の方の応え合わせというか、辻褄が合わさっていく所が最高でした。ステキな話し過ぎて、その部分読んでるときは、「作者は魔法使いなんじゃないか」と思っちゃった程です(笑)。この本に出てくるキャラ全て愛おしくなってくるの間違い無し><!「凍りのくじら」の芦沢光さんも出てくるのでニヤリしました◎次は「冷たい校舎の時は止まる」を読むと正規ルート(?)らしいのでそちらもチェックしていきます☆☆ PR