石持浅海/まっすぐ進め

石持浅海さんの「まっすぐ進め」を読み終わったよ！

単行本の表紙。


内容は、
書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。
友人の紹介でその女性・高野秋と偶然にも知り合う。
やがて始まるふたりの交際。関係が深まる一方で、秋にちらつく深い闇は消えない。
そして、ついにその正体が分かる時がやってくるのだが…。


石持さんの本に出てくる男女（主力になる人）は頭がきれるなぁ！
その賢さを鼻にかけることなく、良い人なんだよね。
現実に居たら、完璧！って感じの人らが多い。見た目は女性は綺麗な姿の人が多いけど、
男性はさして、比較的にイケメンではないかな。
まっすぐ進めの男性は童顔で背が低いけど、頭が切れます。
嫌味のない、優しい人です＾＾！

個人的には、傘の話が良かったです。
友人二人が結婚して、お嫁さんの家族に挨拶に行って亡くなったお父さんの傘（遺品）をお婿さんにあげます。
なんで、消耗品である傘をお婿さんにプレゼントしたのか。
ソコに隠されたメッセージがステキでした◎

これね、前に読んだ「Rのつく月は気をつけよう」に近い感じなので、
この本が好きだったら、「まっすぐ進め」も好きだと思います＾＾！
Rのつく〜は文庫でもあるので是非、チェックしてみて下さい◎