有川浩/塩の街 有川浩さんの「塩の街」を読み終わったよ文庫も単行本も同じ表紙です。内容は、塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが―「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作にして、有川浩のデビュー作!番外編も完全収録。有川浩さんを初めて読んだんです。 そして、こんなにも恋愛小説だとは思ってませんでした! 愛はついでに、世界を救う。ステキな話でした。 愛は世界を救うでなく、「ついでに」ってのが、良いです^^!(天の邪鬼なので) そつない振りして、意外にラブラブな熱い話ばかりでした。 秋庭さんと真奈ちゃんの掛け合い、好きです。 照れると怒っちゃう秋庭さん・・・へへ。 あと、甘党な男性が出てきたり。でも、一番好きなのは人の痛い所ズケズケと付いてくる入江さん(司令の人)でした。 頭が切れて、やり方も汚いのに嫌いになれない感じ。だけど、友達で居たら嫌いですね(笑) 引用した本の内容によると、『空の中』『海の底』と繋がりが有るんでしょうかね?そちらも読んで行きたいと思います◎有川さんは完全に私の食わず嫌いです。この本、伊坂幸太郎さん好きの本の交換会で交換してもらった本です。交換してくれたおがわさん、ありがとう^^! PR