川崎草志/長い腕 川崎草志さんの「長い腕」を読み終わりました!単行本の表紙。文庫本の表紙。内容は、ゲーム製作会社に勤務する主人公は音楽と読書、そして孤独を愛する女性。現在の仕事に大きな不満はないが、同じ場所に居続けることを好まないため、会社を辞めしばらく故郷・愛媛県の小さな町に帰省しようとしている。ところが同僚の変死事件と、故郷の町で起きた女子中学生による殺人事件とに共通のキーワード「ケイジロウ」を発見し、調査を始めることに…。良い感想ではないので、この本に興味ある人はスルーして下さい。正直、うん・・・・。もっとおどろおどろしい、人間の憎悪や、妖怪や都市伝説みたいな内容の折り込まれた話だと思ってたので肩すかしを食らった感じ。歪みがテーマと銘打ってあったし、私が買った時の帯に「第一級ミステリーにのめり込む快感!!あなたの家の歪みは本当に大丈夫ですか?」ってのに、期待を煽られ過ぎたかな。そして、今思うと帯で既にネタバラシがされてる。これは潔いな!(今気づいた)作者は現役のゲーム業界で働いてるサラリーマンらしいです。なので、業界の話は面白かったな。あと、モラシの部分は良かった。モラシとあだ名をつけられた男性の話。誰に付けられてしまったのか、最後にわかる所はクスッとした。あれがなかったら、最後まで「何やコレ、よくわからんけどキモイな」って思って終わったかも(苦笑)川崎さんの本は、今後また読むか微妙です。まぁ、本なんて出会いなので、その時はまたよろしくって感じです(笑) PR