石持浅海/セリヌンティウスの舟 石持浅海さんの「セリヌンティウスの舟」を読み終わりました!単行本の表紙。文庫本の表紙。内容は、大時化の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた六人の仲間。そのなかの一人、米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。遺された五人は、彼女の自殺に不自然な点を見つけ、美月の死に隠された謎について、推理を始める。お互いを信じること、信じ抜くことを、たったひとつのルールとして―。メロスの友の懊悩を描く、美しき「本格」の論理。またも石持さんの作品に負けました!最後、「お前だったのか!?」っとなるドンデン返し。石持さんの話って、一つずつ見えてなかった所を解決し地道にクリアにしてく、答えに近づいて行くってイメージなんだけど、今回もまぁ、ソレ系なんですよ。大事な、信用した友人の自殺。それも、仲間が居る場所での自殺、そして、不自然な点。信頼しているからこその迷い。疑いを持つのは裏切りか、それとも、死んだ友人の裏切り!?信じてるから答えに近づけない。色んな視点から開いて、増えて行く謎・・・・。色々とさ、道筋立てて答えに近づいて行って、自分なりに推理して、この人?って想像するじゃないですか、全部外れました。嬉しい乾杯です!また石持さんの作品に挑戦して行きます〜!勝てる日は来るのか!?(笑) PR