貫井徳郎/慟哭 貫井徳郎さんの「慟哭(どうこく)」を読み終わりました。文庫本の表紙。内容は、連続する幼女誘拐事件の捜査は行きづまり、捜査一課長は世論と警察内部の批判をうけて懊悩する。異例の昇進をした若手キャリアの課長をめぐり、警察内に不協和音が漂う一方、マスコミは彼の私生活に関心をよせる。こうした緊張下で事態は新しい方向へ!幼女殺人や怪しげな宗教の生態、現代の家族を題材に、人間の内奥の痛切な叫びを、鮮やかな構成と筆力で描破した本格長編。感想としては、正直、あまり良い評価じゃないので、この本を読もうと思ってる人はスルーして下さい。本を読んでて、ラストを想像して、犯人は?どんな結果?っと考えるじゃん。それが、運悪い事に、想像と結果が一緒でした;;読めたと言うか、私の残念な頭がはじき出した答えが、そのまま過ぎて・・・。犯人が落ちた理由(犯人になった理由)も、そんな突飛な訳もなく、残念でした。なんだ、そんな事・・・っと;;やっぱり、読んでて自分が思いもよらない結果が欲しい訳で、例え、ゴールが同じでも、道筋や考えもつかない理由、経緯がほしいんです。「まさか」や「やられた!」凡人では考えつかない事。ドラマや物語、そーゆーのが欲しいの。だから、前半部分で、「もしかしてこの人犯人?」ってのが、揺らぐ事もなく、それが答えだったので(苦笑)もっと悩みたいし、想像出来ないようなのが良いな。でも、私が、グダグダ言ってるけど、2003年9月段階で29版されてる本なので、きっと、この本が素晴らしく感じた人は沢山居るし、話題になったんだろうなぁ〜。私は知らなかったけど;;貫井徳郎さんの「プリズム」って本は本屋で何度も目にした事あるし。 一つの意見として、よろしくお願いします。売れてるからって、その人に合った本とは限らないよね。今後このかたの本を読むかは、他の本も読んでみてから決めよう。初めて読んだから、他も読んでみないとね! PR