伊井直行/ポケットの中のレワニワ 伊井直行さんの「ポケットの中のレワニワ」を読んだよ単行本の表紙。 文庫本の表紙。内容は、幼い頃みんなで見つけた謎の生き物レワニワ。同僚以上の仲だったのに何かの事情で心が離れてしまったティアンに、俺の想いを届けて。アマゾンさんから内容拾って来てるけど、良い説明が無かった^^;(良い評価ではないので、この本を読む予定の人はスルーしてください。)レワニワって、イメージの中の妖精と言うか怪物なんです。本来は、ベトナムに住んでたけど、難民と一緒に日本に着ていて、言葉を教えて、お願いごとをすると、人を食べる怪物になる生き物。トカゲのような用紙に、のっぺりとした球体の頭。なんか、ずっと、夢見心地と言うか、信じれないなぁ〜っとぼんやりと思ってるうちに読み終わりました^^;主人公もぼんやりとしてて、それに釣られたような。コヒビト(母の再婚相手の連れ子/引きこもり男)が主人公の事を恋愛対象と見たいと言うか、引きこもり生活の中で対話出来る人間が主人公だけのような感じで、本当は二次元の女の子にしか興味が無いのに、愛すれば主人公がどこかへ行く事は無いと思ってる歪んだ感じはスゴく好きだった。手を伸ばしてくれた人にすがりたくて、ぎこちないけど、自分は同性愛者にはなりきれないって気付いたとき、「やっぱり僕は好きだけど、好きになりきれなかったよ」なんて後悔する所は好きです。主人公が恋いこがれるティアン(日本とベトナムのハーフ/同級生/女)は、勤めていた正社員の会社を蹴ってまで国に帰るんだけど、その理由が最初から最後まで全然分からなかった。なんで、辞めたんだろう。心の変化とか、理由が分からん過ぎて気持ちが悪かった。本筋としては、レワニワに主人公が願い事をして、仕事を辞めて海外に行ったティアンに愛に行くのが主なんだろうけど、急に訳も言わず消えて、のくせ、足跡だけは残してる感じ。何故、彼女が海外に行くのか、何がキッカケで、行動に出たのかが、ホントわかんなーい!私の見落としかもしれない(実の父にアウトかムニャムニャ言ってたけど、それだけの理由か?/あまり重要視されてる風ではなかったから^^;)なんか、もやもやーっと終わった。妖精(レワニワ)に会うとかの時点で、ファンタジー小説なんか、恋愛小説なんか困惑した^^;たぶん、恋愛。伊井直行さん、名前を何処かで聞いた事あるし、人気なんだよね^^;他の作品も読んでみようと思う。今回だけが駄目なのかもしれないし、自分の読みやすい作品でなかったってだけだから、読む前から否定はしちゃイカンよね。機会があれば読む! PR