石持浅海/トラップ・ハウス 石持浅海さんの「トラップ・ハウス」を読みました!単行本の表紙。内容は、狭苦しいトレーラーハウスに閉じこめられた卒業旅行の男女9人。ドアも、窓も、開けられない。混乱のなか、1人が命を落とし、悪意に満ちたメッセージが見つかる--。この罠を仕掛けたのは、いったい誰か? 果たして彼らは、ここから生きて出られるのか? デビュー10周年の著者が、本格ミステリーの原点に立ち返った、新たな傑作!これは、もうね。正直、一言で言っちゃえば、ヒントは最初から出ていた!って事ですね。とある言葉がキーになって犯人が分かる話なんだけど、最後、あのセリフで・・・っとなった時の、「あれかぁ!!!」って気持ちで一杯。鋭い人は勘づけるのでしょうか?犯人が事件を起こした理由とかは、被害が出るたびに徐々に分かっていくのも。誰が犯人かわからなく、思考してる所も面白いな。石持さんの作品って、問題解決の悩んでる会話が面白い。こう言うパターンだった場合、何処が駄目で、何処がヒントか。逆のパターンだったら?可能性は?っと潰していく感じが良いんですよねー><!そうそ、デビュ−10周年で本が出てるんだけど、ファン歓喜。科学警察研究所の職員・津久井操は、事件を未然に防げるかどうか、の「分かれ目」について研究をしている。難題を前に行き詰まった操が、大学の大先輩でもある大迫警視正にこぼすと、ひとりの民間人を紹介された。「警察官の愚痴を聞かせたら日本一」と紹介された彼は、あの『月の扉』事件で活躍した“座間味くん”だった―。座間味くん来たよ!彼の本名は分かるのか・・・(左の心臓だっけ?、にヒントは出てるらしいけど、気になる)あ、座間味ってあだ名なんですよー。これも、図書館に入ったら絶対読む。早く居れて下さい、図書館さん^^; PR