石持浅海/心臓と左手 -座間味くんの推理- 石持浅海さんの「心臓と左手 -座間味くんの推理-」を読み終わったよ!単行本の表紙!文庫の表紙!内容は、ミステリーにおける最大の謎は、人の心の奥深くにある―。警視庁の大迫警視が、あのハイジャック事件で知り合った「座間味くん」と酒を酌み交わすとき、終わったはずの事件は、がらりとその様相を変える。切れ味抜群の推理を見せる安楽椅子探偵もの六編に、「月の扉」事件の十一年後の決着を描いた佳編「再会」を加えた、石持ミステリーの魅力が溢れる連作短編集。座間味くん!これはもう、「だいたいがそんな視点から見るの!?」っとおどろくんだけど、ニヤッとするのも、え?っとするのも詰まってるね^^!石持さんの話はあまり、現場移動をしないで、登場人物たちだけで語られる事が多いんだけど、これは、座間味くんと大迫警視が飲み屋で” 解決した(?)事件 ”をネタに飲んでるのですよ。そういえば、こんな事件があったんだよ。みたいな風に話し出して、座間味くんが紐解いて行く。そして、今回も座間味くんの本当の名前が出てこなかったよ・・・!(座間味ってあだ名なんです)最後に「月の扉」のその後の話もあっるので、この本を読む人は「月の扉」を先に読まなくちゃね◎時々、大迫警視と同調して「ほぅ?(話を聞こうか)」「えぇ!?(そんな馬鹿な!)」ってなり過ぎて、自分で笑ってしまいました。同調するってことは大迫さんは、良い聞き手であり、座間味くんのファンなんだな。私ら読者と同じだナッと思ってなんか嬉しかったです^^! PR