阿刀田 高/他人同士 阿刀田 高さんの「他人同士」を読みました!本の表紙は、いつもヤフーで画像検索したり、アマゾンで検索したのを余分をカットして載せてるんだけど、今回のは古い本だから、画像が殆ど引っかかってきませんでした!!とりあえず、文庫本の表紙。内容は、心から愛せる女性に初めて巡り合い、幸運にもその直後に妻が姿を消した。でも、どうして?「考えてみると昔から幼稚園の先生が大好きだった」ちょっと気弱な男が、それがためにじわじわと恐ろしい結末へ追いつめられていく「粘土の女」など10編。旧知のはずの友人が、恋人が、妻が、突然他人となる日、阿刀田ワールドの扉が開き、見えない罠があなたの足もとに口をあけます。読んだ感想としては、タイトル通りに「他人」の話なので、怖いけど、怖くなかったです。どうせ他人事っと、思えてしまうような、さして重大のように書いてないと言うか、感情移入があまりされない。友達の友達の友達の家族の大変な話って感じ。遠い。所詮は他人事と片付けてしまうように語るような本だったかなっと思った。鋭さで言えば、前半は結構鋭利な感じの話だったけど、後半は然程^^;どうでも良いけど、作者さんの名前をずっと「アガタ コウ」だと思ってた!「アトダ タカシ」さんなんだね。 PR