薬丸 岳/闇の底 薬丸 岳さんの「闇の底」を読み終わりました!単行本表紙。文庫本表紙。内容は、子どもへの性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。卑劣な犯行を、殺人で抑止しようとする処刑人・サンソン。犯人を追う埼玉県警の刑事・長瀬。そして、過去のある事件が二人を結びつけ、前代未聞の劇場型犯罪は新たなる局面を迎える。『天使のナイフ』著者が描く、欲望の闇の果て。感想としては、最後まで犯人が分からない、読めないのはスゴかった。またやられた!そうだったのか!っとなるんだけど、重たいテーマ(犯罪が起こると過去の子供への犯罪者が死ぬ)を持ってきてるのに、全体的に軽くサクサク読めちゃう。暴行の描写も軽くて、テンポ読めちゃって、少し残念。天使のナイフで感じたような、描写の空気感とかが出せたら良いのにって、思っちゃった。最後のドンデン返しが思いがけないけど、読みやすさによって少し残念な後味。また次へは期待><!他の本の感想を読んでも、私と同じ意見の人は多いみたい。あと、チラッとレビュー見てて思ったのは、主人公の感情をもっと書いてあったら違ったのかもなぁって。 PR