伊坂 幸太郎 など/あの日、君とBoys 集英社文庫創刊35周年記念の文庫オリジナル作品のアンソロ「あの日、君とBoys」を読みました!参加作家のラインナップ伊坂幸太郎、井上荒野、奥田英朗、佐川光晴、中村航、西加奈子、柳広司、山本幸久。文庫本 表紙。内容は、あの日、君との出会いで、僕の人生は少しだけ変わった。不思議な聡明さで、教室に流れるいじめの空気を変えた君。風変わりな振る舞いで、僕のコンプレックスをほんの少し溶かしてくれた君。誰よりもがむしゃらに、夢を追いかけていた君―。人気作家8人がこの一冊のために描いた、不器用で、ナイーブで、ひたむきな「少年たち」の物語。胸をわしづかみにする青春が、ぎゅっと詰まっています。いつもアンソロは買わないんですが、何故か家にあったので読みました。伊坂さんも載っているので、気になっては居たんです。感想は一言ずつ(?)。伊坂さんのは、最後にクスリとなるような素敵な話でした。あと、井上荒野さんを前々から気になってたので、読めたのはよかったです。なんか、嵐のように過ぎる話でした。十代は一日が早いからかい^^?奥田英朗さんは、何本か読んだ事があって、「あー、この人のモヤッとフワッと感、久しぶりだわ〜」っと思ったりしました(笑)。なんというか、終着点が無い(褒めてます)。佐川光晴さんは、初めて読んだ。こう言う話好きです。部活で一人をのけ者にした事で罪悪感でモヤモヤ考える主人公。こういったことって、絶対に経験が有ると思うんだ、誰しも。感情移入しやすいよね。中村航さんのは、これは、私的にイマイチ^^;テーマとしてはわかるんだけど、最後のどっちが主体かってのがわかりづらかったように感じるかな。私の頭が足りないだけかしら。西加奈子さんのは、好きな話だった。大きい人間と小さい人間。視点は大きい人間の苦悩みたいな。だけど、別に”Boys”の話じゃないんじゃ・・・?ってなったり、ならなかったり。彼らは元々ボーイって事かな(笑)柳広司さんは、野球の話で、自分は結構、野球の話が好きなんだなっと、今更思った。なんか、男の子って感じがする話でした。山本幸久さんは、相変わらずフワッとしてんなーっと思った。ホントすごく久しぶりに読んだ!!こんな感じ。途中、感想にも慣れてないような呟きでしたが、機会があったら読んでみてください◎ PR