石田衣良/スローグッドバイ 石田衣良さんの「スローグッドバイ」読みました。文庫本の表紙。内容は、「涙を流さなくちゃ、始まらないことだってあるんだよ」。恋人にひどく傷つけられ、泣けなくなった女の子。彼女に青年の心は届くのか(「泣かない」)。上手に別れるため最後にいちばんの思い出の場所へいく。そんな「さよならデート」に出かけたふたりが見つけた答え―(「スローグッドバイ」)など普通の人たちの少しだけ特別な恋を綴った10篇。出会いから別れまでの一瞬一瞬をやさしく描く傑作短篇集。感想としては、石田さんの本って、学生のとき、よく読んだんだけど、結局、あまり理解出来てなかった。「池袋ウェストゲートパーク」が、流行ってて、学校の図書館にも結構新作が入ってきたりしてた。記憶に残ってるのは「4TEEN」とかかな。自分の個人的な部分で恐縮なんだけど、私は、愛だとか、恋だとか、今もあまり興味が無いと言うか、自分とは無関係な世界って遠巻きにしてる部分があって、だからなのか、愛だ恋だをテーマにしてる石田さんの本は苦手と言うか。(そんなに語る程、石田さんの作品を読んでないし、愛や恋をテーマにしてるかも知らないんですけどね^^;)昔、エッセイかなにかで、「十代、二十代の子たちは恋をしろ!恋をして成長するんだ」みたいなのを書いてるのを読んでから、「あー、私には合わないな・・・」っと、長く読んでませんでした。今回久しぶりに、読んでみたら、わからなくもなかった!!ってのが、今回の一番の収穫。面白いかどうかと言えば、答えられない(苦笑)。でも、ローマの休日を過ごしたいって、メル友の話は好きでした!また、石田さんの作品は、読んでみたいと思います! PR