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西澤保彦/腕貫探偵

西澤保彦さんの「腕貫探偵」を読みました。

単行本の表紙。


文庫本の表紙。


内容は、
隣人の死体に遭遇…しかも移動した?行方不明になった学生?母親が突然欝になった?二股がバレて別れた相手との復活愛はあり?
さまざまな悩める市民の相談ごとが持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」で応対するのは、黒い腕貫を嵌めた年齢不詳の職員だ。
聞き上手なその誘いにのって、ついついプライベートな悩みごとを話してしまうと…さらりと返されてくるひと言に問題解決の重大なヒントが…。
軽妙なユーモアたっぷりな筆致で描く連作ミステリ七編。


感想はあまり良い評価じゃないので、この作品を読む予定の人はスルーしてください。


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正直、どうしてこうなった、その時の感じた物、考えた物は何!?っと、知りたがりの自分としては、つまらなかったです。
帯にダマされた感が否めない・・・。
「叫びたくなる程面白い第一位!シリーズ累計25万部突破」
あっそ、そんなに売れてるんだ、ヘェ〜。ぐらいに、留めておけば良かった!!!
そんなに面白いのなら、一本目は読まなくてはってなった自分が憎い!!!
事件や問題が起きる→町中で市民サービス課を見つける→状況説明をする→腕貫をした年齢不詳の男がサラッと解決する。
解決する事に対して、ドラマが無い!!
これは、あれです。謎解きはディナーのあとでと同じ空気感です。 (※私は、謎解きは〜が面白い理由がわからないです。ぶっちゃけ、嫌いです)
解決しました、ハイさようなら!って感じ。ちゃんちゃんって終わる。
事件を起こした犯人や周りの人間の思惑など、全く状況説明も想像もされず、「こう言う事ですよ」っと、ポンッと答えだけ渡される感じ^^;
で、なんやの!?っと聞きたいけど、既に腕貫の男はいない。
そして、タイトルが探偵ってつくくせに、別に探偵ではなく、賢い市民サービス課の男ってだけ。
んー、最近は、事件→答えってサラッとした流れた流行りなんでしょうかね?
解決まで走り回ったり、考えを巡らせたりって、部分は省かれがちなのかな?
私は、そう言う部分が自分も物を考えたり、「犯人は誰だろう?」って考えれるから好きなんだけどなぁ。
ユーモア、全く感じなかったなぁ^^;
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