乙一/死にぞこないの青 乙一さんの「死にぞこないの青」を読みました。文庫本の表紙 内容は、飼育係になりたいがために嘘をついてしまったマサオは、大好きだった羽田先生から嫌われてしまう。先生は、他の誰かが宿題を忘れてきたり授業中騒いでいても、全部マサオのせいにするようになった。クラスメイトまでもがマサオいじめに興じるある日、彼の前に「死にぞこない」の男の子が現われた。書き下ろし長編小説。この本、一回読んだ事有るのに、何故か読んでないと思って読んでしまった・・・。読んでる間ずっと「あれ?この本、読んだ事・・・? な、ないよね??」っと。でも、知ってるストーリーと似てるなっと思いながらも読み進めて、やっぱり読んだ事有る本でした(爆)。私の記憶力ヤベェ^^;さてさて、本の感想から言えば、怖かったね。何が怖いって、” 青 ”の存在ではなく、クラスの雰囲気が。イジメって、こう言う事だよなって思う。面白いから便乗する感じとか、本当に怖いし、人間はトップ(強い人間)に従ってしまうって生き物だよね。あらがう事を日本人は恐れているし、逆に次に自分へ矛先が向くのが怖いってのが、よく出てた。小学生の子たちが敏感に完治して、流されて行ってるのが、ヤバいよ^^;あと、青の存在、出現するタイミングで主人公の心の揺れみたいなのが、出てる><!映画では、だいぶ違うのかな、” 青 ”って・・・?映画の死にぞこないの青は、どんな風なんだろう?予告編を見ただけではだいぶ違うように感じるけど、機会があったら見てみたいな☆ PR