七尾与史/失踪トロピカル 七尾与史さんの「失踪トロピカル」読みました!単行本/文庫本ともに、同じ表紙。 内容は、迷子の親探しにいったまま、奈美が戻ってこない―誘拐か?旅行先で国分は青ざめた。空港や観光街で撮ったビデオに映る、奈美に視線を這わす男。予感は確信に変わった!国分は奈美の兄マモル、探偵の蓮見と手分けして探し始めた。事件の糸口を掴んだ蓮見は二人に連絡を取ろうとするが…。蓮見の行方、マモルの決意、国分に迫る影、奈美の生死は?息つく間もないシーンの連続。感想はあまり良い評価じゃないので、読む予定の人はスルーしてください。-----グロい都市伝説を模したホラー。スリラー?うーん、個人的には、都市伝説は好きなんですが、人間の解体ショーとか、好きじゃないので、「うっ・・・・(-”-;)」と、なりました。前作の、「死亡フラグが立ちました!」がコミカルな話だったので、全く違う作品に、コミカルなのを期待して読んだ自分としては、打撃でした。身構えていなかった分、グロイ表現が余計にグロかったです。しかし、七尾さんはアレですね、作品提示ってか、こう言う事件が起こりますよ!テーマですよ!って興味を持たせるのは上手いけど、最後の締めがホント、ヘタクソですね^^;何で途中で、「解決しないんだー!!!!」「急にやる気なくしただろ−!!」っと、腹立つ位には下手だと思います(一個人の感想です)。興味を持たせた分だけ、エンディングへの期待は高まるもの・・・なので、いつも最後の尻切れの悪さに、吉本新喜劇ばりにズッコケそうな気分です。沢山作品を書いてるし、死亡フラグの続編も出ているので、また機会があったら読んでみたいです、七尾さん。 PR