小林泰三/見晴らしのいい密室 小林泰三さんの「見晴らしのいい密室」を、読みました。文庫本の表紙。内容は、核シェルターにひとり篭った男の胴体が捻り切られていた怪事、柩の中で数十カ所刺されて発見された男…。あまりにも完璧すぎる密室殺人は、本当に実行可能か!?「不可能犯罪など存在しない」と豪語する“超限探偵Σ”の華麗なる活躍を描く「見晴らしのいい密室」ほか、電子仕掛けの謎を秘めた本格ミステリ「探偵助手」などこれまで誰も見たことも聞いたこともない、精緻で巧妙な論理遊戯が導き出す唖然呆然の結末7篇。※ 03年09月の文庫『目を擦る女』から三篇を入れ替え,再構成(巻末より)した一冊。 入れ替えの対象となったのは、『能喰い』『空からの風が止む時』『刻印』の三篇、新たに収録されたのは、『探偵助手』『忘却の侵略』『囚人の両刀論法』です。良い評価じゃないので読む予定の方はスルーしてください。感想は、うん、まぁ、あわなかった^^;本屋さんで平積みされてるし、きっと面白いんだろうなって期待があった。表紙がマンガチックであまり難しさとかはなさそうな雰囲気で、良い評価を目にする作品「大きな森の小さな密室」を読む前に別のを読むか!っと手に取った。基本的に共通してるテーマが「ロジック」なんだと思うんだけど、飛躍してたり、理解しがたい表現(私的に、想像しにくい例えを出すのも多々)など。楽しくコミカルな感じを出すためになのか、砕けた話し方とかで、話が陳腐に見えた^^;タイムパラドックスのネタがもうね、そう言うの好きだから「おっ!」と、思ったのに、辻褄がいまいち合ってないように感じた;;「え、え?違くないですか!?」って。うーん、他の作品読みたいかは、微妙だなぁ。もうね、読んでるのが苦行だった、頭ん中で全然想像出来ない・・・。単に私の理解力のなさなのかもしれませんが・・・。「大きな森の小さな密室」 PR