辻村深月/ふちなしのかがみ 辻村深月さんの「ふちなしのかがみ」を、読みました。文庫本の表紙。内容は、この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自殺した少女の霊です。花子さんは階段に棲んでいて、一生懸命掃除すれば会うことができます。でも、彼女がくれる食べ物や飲み物を口にしてはいけません。嘘をついてもいけません。さもないと―。おまじないや占い、夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。青春ミステリの旗手・辻村深月の新境地。懐かしくって怖い現代の怪談が、ついに文庫化。感想は、辻村さんのホラー小説と聞いて期待。私は小学生の時、学校の怪談系の怖い話を良く読んでいたので、学校の七不思議は色んなパターンを読んできたけど、この本の中の花子さんは、ニヤリとしちゃいました。短編が5本入っていて、私は二本気に入りました。「踊り場の花子」と、「八月の天変地異」ホラーってより、奇妙な話ってイメージが強かったかな。最初が花子さん、こっくりさんと、来て、学校の怪談シリーズ来る!?っと思ったら、学校からは慣れちゃうし^^;あまり、辻村さんの小説っぽくなかったように感じた。短編だったからかな。例え、辻村さんじゃなかったとしても、花子さんの話はかなり良かった◎ PR