高殿 円/マル合の下僕 高殿 円さんの「マル合の下僕」を読み終わりました。内容は、学歴最高、収入最低、おまけに小5養育中の、29歳私大非常勤講師(ワーキングプア)。俺には、大学で生き残るしか道はない! マル合――それは、論文指導ができる教員。関西最難関のK大で出世ルートを歩むはずだった俺は、学内派閥を読み間違え私大に就職。少ない月収を死守しながら、姉が育児放棄した甥っ子も養っている。そんなある日、大切な授業を奪いかねない強力なライバル出現との情報が……。象牙の塔に住まう非正規雇用男子の痛快お仕事小説。感想は、少し前に読んで、手元に本が無いので、細かい所は言えないけど、単行本で購入した割りには、ラノベっぽい。主人公が29歳で、定収入と養育と悩んでいるのに、文章が少々、軽過ぎる。読みやすさは良いけど、言葉選びも小説って感じがしなかったかも。「なん、だと・・・!」みたいな、少しオタクっぽい喋り方だったから、鼻についたのかな^^; PR