リリー・フランキー/東京タワー リリー・フランキーさんの「東京タワー オカンと僕と、時々、オトン」を読み終わりました。何を今更っと思う方も居ると思います。そうですね、初版が2005年ですから、だいぶ経過してからこの本を手に取りました。父に、これ良かったよっと貸してもらわなければずっと読まなかったと思います。今、2010年で昔の私だった本の内容もあまり理解出来ずに読んだ意味も無かったと思うので、この年で読めた事は本当に良かった。こんな皆読んで映画化にもなった本を今更感想書いても良いんかなーっと考えたりもしたけど、書きます(爆)つか、一言だけ。親を大事にしよう。つか、したい。この言葉ですね。私は親元を離れた事も無く20年以上生活してて、ホント、甘えたりしてるよなって今年になってから強く感じています。出来るのは自分で。出来るかの不安も抱えつつ、甘えちゃったり、小言を言われて煩いなとか言って邪険にして。心配して言ってくれてても知らんぷり。親って、離れてから大事さがわからないと思う。実際私もよくわからないし。。。後半のオカンの2回目の入院から終わりまでは辛くて涙がにじみました。亡くなったオカンの横に寝転んだ所、お葬式でホセが「お母さーん!!」と言って泣いた所、灰になった骨を噛んだ所とか、マジヤバでした。ホセが一番、泣けちゃった。。。てかさ、親との思い出をよく覚えてるよなって。私は記憶力が無く、断片的にも覚えてる所が少ないです。去年の事だってちょっとしか覚えていないので、リリーさんがお母さんとの出来事とかをちゃんと覚えてるのが羨ましく思います。出来事を記憶し、記憶されることはお母さんにとっても嬉しい事だったと思います。でもさ、読んでさ。当たり前なんだけど、リリーさんにもお母さんが居たんだって思った(爆)リリーさんの講座(?)とか聞きに行ったりとかした事有るけどさ、あの人ふつうっぽくないじゃん。変な人だなーって。どことなく親も居なく世界にコロッとう見落とされた人みたいに感じていました。そうそう、おでんくんで有名なあのフレーズの元が有ったよ。何でも知ってるつもりでも、本当は知らない事がたーくさんあるんだよ。ホクホクした。おでんくん好きだ。 PR