大倉崇裕/白戸修の事件簿。 大倉嵩裕さんの「白戸修の事件簿」を読み終わりました。増刷されているだけあって面白いです。話は、大学の卒業を控えた白戸くんが、なんだかんだと事件に巻き込まれてしまう話です。後味の悪い話は無く、盛り上がる所もあり。一気に読んでしまいました。短編が5本入っているので、区切りもつけやすく、暇つぶしには最適化と。気分の切り替えとかにもいいなか。ただ、ミステリーとして期待して読むと、がっかりするかも。あまり、推理らしい推理をしてない気がします。まぁ、素人探偵と帯には書いてあるので、そのぐらいで良いのかな。頭が切れる人だとオチが読めちゃうときもあるね。オチというか、犯人が分かってしまう。。。白戸くんはお人好しゆえに、頼まれたりすると断れない。同級生に怪しいバイトを頼まれたり、友人が殺人疑惑で追われてて疑惑を晴らしたり、間違い電話から探偵の助手をやったり、銀行強盗に巻き込まれたり、万引きを取り締まるGメンの手伝いしていたり。気づくと巻き込まれ、気づくと解決。暇つぶしにどうぞ。 PR