谷崎泉/あなたの恋人になりたい まず、本の感想前にご注意!この本は俗にいうボーイズラブものなので、それらに嫌悪感を感じる方、腐男子でない男性、純粋に私の友達様。見ない事をオススメします。嫌いな人もいると思うので、感想(短いですが)は畳んでおきます。大丈夫まかせろ、むしろ好きだという方はどうぞ。↓ 谷崎泉さんの「あなたの恋人になりたい」を読み終わりました。この本、私としてはかなり楽しませて頂きました。BLを読む時、お互いの性に対する壁を感じてモダモダする話が好きです。「もとから自分は同性愛です」って思っていても家族や周りの人には言えなかったり、好きな人がノンケだから思いを告げれないとか言うのがリアルで。私も変な性癖をもっていて、それを人には言えません。だって、変な顔で見られたら嫌じゃんね。その性癖も、ゲイと公言している方にはぬるく中途半端な悩みなんだと思うけど、本人にしたらやっぱり、言えない事ってあるじゃん?そういうの考えると、本の中でモダモダしてるの読むと、一緒だなーって感じで、言葉は多分違うんだけど、嬉しいって感じるのよね。でさ、今回、この本を読んでて、そういう、同性愛の相手の理解をどうしようって葛藤とか、相手はノンケでゲイである自分を気持ち悪く思うだろうから思いを告げれなくて、友人でも良いからって自分を偽ってみても、やっぱりどこかで抱きしめられたいとかキスして欲しいとか、それ以上の事も望んじゃったりして嫌われる前に彼の前から居なくなろうとか、そんな複雑な心模様を書いてるのに、挿絵とのギャップが有る(笑)正直、BL小説を買うときは表紙と内容説明を少し読んで買ってくるんだけど、絵はすごく好みだったんだけど、読めば読む程、内容とイメージがリンクしない!ガテン系イケメン×外資系エリートの恋。このイケメン、ガテン系か・・・・・???あと、年齢がもうちょっと絵に出せれば雰囲気出たかなーって。絵は可愛くて好きだけど、内容重視で。同性愛の葛藤を感じたい方、是非読んでみてください。 PR