米澤穂信/インシテミル 米澤穂信さんの「インシテミル」を読み終わりました。もうすぐ映画化の話題の本ですねー。正直、とても面白かったです!部分的に解明されてない所も有りますが。。。私なりに冒頭の紹介をしてみる。国語力ないのですが、面白かったので他の方も読んでみてねー。11万2千円のアルバイト代とコンビニでバイト情報誌を一緒に見た女性に釣られるように主人公の結城はアルバイトに応募してみる。もともと、車が欲しくてバイトでもしようかと思っていた所だから。11万越えなんて、雑誌の誤植にしか思えなかった、それか、悪戯かなにか。数日後にかかって電話は正真正銘のアルバイト。そんな値段で働くなんて裏が有るに決まってるのに。本の中で度々、結城は陽気とかって書かれてたけど、お気楽って気持ちで・・・。集められた12人は、一週間地下室に閉じ込められ、24時間監視され、一人一つの鍵のかからない部屋。一人一種類の武器を割り振られ、何もしなくても24時間×112000円でかなりの高額。雇い主のルールにはボーナス支給制度があった。犯人ボーナス、被害者ボーナス、探偵ボーナス、助手ボーナスなど。何もしなくても2千万程の報酬、雇い主の言う通りに殺し合いをしなければ良いと皆顔を突き合わせ納得したはずなのに、三日目一人死んだ。参加者同士は顔を見合わせる、この限られた空間の中に殺人者が居る。次は誰だ?自分は狙われてないのか?隣で平然と過ごす彼らは無害だろうか?殺人鬼はどうして、人を殺した、何の武器を持っているのか。見えない手の内を探り合う。こんな感じ?私の文章では解らないと思いますが;;ホント面白かったんだよ。以下、ネタバレします。あ、や、畳んでおきます。 ※ネタバレのため、読み終えてない人はこれ以上進むのはやめましょう***なんかさ、私としては、関水の参加理由が明確に出ていなくて腑に落ちなかったんだよ。それぞれに理由があってこの怪しいアルバイトに乗ったのに。最後の終わり方も臭わす程度であって。それとも、関水はバイトとは言え殺人鬼になったから、逃げたのか。10億もの大金を何に使うのか。。スゴい気になります。それと、主人公の結城が一番癖のあるヤツでえしたね。須和名や安東の後についてリーダーシップを取るでもなく目立った立場じゃなかったのに。結城主観で進む話なのに、その結城が思ってる事が筒抜けじゃないのが、癖有るよねー。祝いの事を知っていたって前情報なんて、種明かしの時にしか聞けてない。まぁ、序盤でその説明等があったら全く面白くないんだけどさ。私としては、そこが気に入ってるんだよねー。主観なのに、言わないの。癖有るー。関水の事も有るけど、その辺を映画でどうやるのか、気になる点を実は私がよ見落としてるだけで、言ってるのか確認しにいきたいと思います!映画楽しみ! PR