重松清/気をつけ、礼 重松清さんの「気をつけ、礼」を読み終わったよ内容は、受験の役には立たなかったし、何かを教わったんだということにさえ、若いうちは気づかなかった。でも今、あのときの先生の思いが胸に染みる……夢に敗れた美術教師、ニール・ヤングを教えてくれた物理の先生、怖いけど本当は優しい保健室のおばちゃん。人生で最初に出会う大人、教師とのほろ苦く、温かい思い出が立ち上る感動作。短編で全部違う先生と生徒の話。私は、赤鬼の話が好きだったな。保健室の先生の話はちょっと泣けたし。全部、それぞれに痛い所とか嬉しい所がささってくる。最初の生徒にギター教えてって頼む先生のもよかったな。みんな、先生が大好きなんだなーって。私は慕ってる先生とか居なかったから羨ましいなぁ。憧れの先生は居たけど、だいたいは嫌いだったから;;小さいときは先生って理解出来ないし、大嫌いだったけど、今なら少しは考えれるから好きになれるかもね。少しだけ。 PR