酒井順子/ズルい言葉 酒井順子さんの「ズルい言葉」を読みました。内容は、「コラーゲン、たっぷり~」と、フカヒレを食べるたびに言っていませんか?「ある意味」「今度、ごはんでも」「どこか懐かしい」「一口、どう?」「もしアレだったら」など、ついつい使いがちな責任逃れ語、曖昧語、紋切り語を45個採集。いつも、アマゾンさんから本の内容を拾ってくるんだけど、もう少しわかりやすい紹介は無いのかな・・・。それで、出版社の紹介ページを、「あの人って、オーラ出てるよね?」「蟹を食べる時って、みんな無口になるよね」「私、ファミレスって嫌いじゃないのよね」「コラーゲン、たっぷり」「今度、ごはんでも」「この景色、どこか懐かしい」(タクシーに乗って)「近くで申し訳ないんですけど」「年明けってことで」・・・・・・などなど46篇。酒井順子が、その鋭い分析とユーモア溢れる筆致で、つい口をついて出てしまう「言葉」の本質とそれを使っている我々の心理を暴く、新感覚エッセイ。本文イラスト多数収録。・・・・・46篇?アマゾンさんは45個って・・・数えたら、45で+後書きでした。酒井順子さんの本は初めて読みました。ストーリー物でなくエッセイですが。自分の性格がひねくれてるので、この本はとても面白く感じました!言い訳とかじゃなくて、違和感を持ったり回避するようなズルい言葉に大して「それって変じゃない?」と疑問になるほどと納得したり出来て◎私と作者は20歳ほど年が離れてて、今と昔では言い回しの隠れた意味合いも違うんだってのが書いてあったり。エッセイって、短いのが沢山あるから気に入らないテーマでも飛ばせるんだけど、全部楽しく読めましたよ^^。飛ばすとか、本当の読書好きさんからしたら邪道なのかもしれないけどね!ズルい言葉って一杯あるんだなー。気づかずに使ってる日常の言葉とか、日本人特有の言い回しなど、言葉って面白いね。 PR