池永陽/珈琲屋の人々 池永陽さんの「珈琲屋の人々」を読みました。内容は、ちょっと、温まっていきませんか?淹れたての、熱いコーヒーを飲んで。東京の下町のある喫茶店『珈琲屋』。そこは、さまざまな事情を抱えた人が集まる交差点。人間の微妙な心理を描き、じんわりと温かい読後感があなたを包む。連作短編集。池永さんの本、久しぶりに読みました。基本、目に留まった物を何となく読んでるタイプなので。無いようにある通り「じんわりと温かい」です!ちょっと塩っぱくなる(切なく?)話もありますが、人間生きてればあるある!珈琲屋の店主は昔、人を殺してしまった事があるんだけど、そこにやってくる人間と交わす言葉たちが温かみを感じます。人間通しの微妙な距離感も上手く伝わってきて・・・。コーヒーはミルクたっぷりで飲む私ですが、読んでる間、ブラックで飲みたくて・・・。でも、胃が弱いので飲んでません!(爆)本当に外れの町にありそうな珈琲屋。事務的でなく、人間同士の繋がりあるお店です。こんなお店があると良いなー^^。 PR