石持浅海/賢者の贈り物 石持浅海さんの「賢者の贈り物」読み終わりました!ノベルズ版の表紙こっちは文庫の表紙内容は、女の子たちと家でパーティー。翌朝、僕のサンダルが消え、女性物の靴が一足。誰かが、酔っ払って間違えたようだ。でも誰も申し出てこない。なぜ?(『ガラスの靴』)。素性をなかなか明かしてくれない僕の彼女。なぜ?(『泡となって消える前に』)。フィルムカメラからデジタルカメラに替えた私。しかし妻からカメラのフイルムが贈られて…。なぜ?(『賢者の贈り物』)など。思考の迷路にいざなう10の物語。全部短いけど、童話ネタを元にしてると。話ので出し、見開きに「あなたが落としたのは金の斧ですか?それとも、この銀の斧ですか?」や、「黒やぎさんは、白やぎさんから届いた手紙を、読まずにたべてしまいました。」とか、「乙姫様は「決して開けてはなりません」と言いながら、お土産に玉手箱をくれました。」などなど。知らない話のもあったんですが、ネタがわかるやつはより面白かったです^^!石持さんの書く、沢山の仮説を立てて真実を導きだしてくって話好きです◎あと、全部の話に絶対「磯風さん」って女性が出てきます。年齢等はバラバラの磯風さん、女の子だったり、職場の女子社員だったり。全部、美人で可愛らしい、出来る人として書かれてます^^!個人的お気に入りは「過食性手紙」(学校の定期テストで公認カンニング制度(?)の話)「最後の一目盛り」(失恋して体重が42kgから60kgまで!超えたら失恋をキレイに忘れる!って女の子(大学生)の話)ですね。短い話ばかりなので、ちょっとずつ読むのにオススメ〜。是非是非◎ PR