石持浅海/扉は開かれたまま 石持浅海さんの「扉は開かれたまま」を読み終わりました!こちらはノベルズの表紙。文庫の表紙。内容は、久しぶりに開かれる大学の同窓会。成城の高級ペンションに七人の旧友が集まった。(あそこなら完璧な密室をつくることができる―)当日、伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。何かの事故か?部屋の外で安否を気遣う友人たち。自殺説さえ浮上し、犯行は計画通り成功したかにみえた。しかし、参加者のひとり碓氷優佳だけは疑問を抱く。緻密な偽装工作の齟齬をひとつひとつ解いていく優佳。開かない扉を前に、ふたりの息詰まる頭脳戦が始まった…。 これ、上記の本文紹介にあるように、本当に頭脳戦><!読んでて、どっちが勝つんだ!!って熱くなった!こういう、読まれ誤魔化しの戦いって読んでて楽しい。先回りして読んだつもりでも、またその上を読まれて、回り込み回り込み。相手に誤魔化したことで不利になったり。どっちが勝つかは読んでからのお楽しみ^^!最後まで落ちが読めない、良い作品でした! PR