辻村深月/太陽の座る場所 辻村深月さんの「太陽の坐る場所」読み終わりました。単行本表紙文庫本表紙内容は、高校卒業から10年。クラス会に集まった男女の話題は、女優になったクラスメートの「キョウコ」。彼女を次のクラス会へ呼び出そうともくろむが、「キョウコ」と向かい合うことで思い出される、高校時代の「幼く、罪深かった」出来事―。よみがえる「教室の悪意」。28歳、大人になってしまった男女の想いを描き、深い共感を呼び起こす傑作ミステリー。辻村深月の新境地。先日「スロウハイツの神様」を読み終わったので、次は「冷たい校舎の時は止まる」だな!っと意気込んでいたけど、図書館で見つけてつい手に取ってしまいました。辻村さんの本はまだ全然、冊数読んでないけど、どれも後半に来ます。前半もダラダラとはせず、掴んだまま話しませんね。今回読んだのは、実に、女性にしか書けなさそうな本でした。キョウコって名前がこんなにもキーワードになるとは思ってませんでした。簡単な言葉だけで、コロッと騙されてました。一般の人は騙されないたぐいなのでしょうか?つか、勘違いしてただけなのかも、女性の「毒」を感じる読み物でした。毒と言っても、たぶん、女の人ならきっと持ってる要素だと思います。なんとなく、この作品は女性に読んでもらった方が理解が深いように感じたり・・・?次こそは、「冷たい校舎の時は止まる」だな! PR