ジャック・ケッチャム/老人と犬(RED) ジャック・ケッチャムさんの「老人と犬(RED)」を読み終わりました。本の表紙。内容は、老人が愛犬と共に川釣りを楽しんでいる。そこへ少年が三人近づいて来た。中の一人は真新しいショットガンをかついでいる。その少年が老人に二言三言話しかけたかとおもうと、いきなり銃口を老人に向け金を出せと脅した。老人がはした金しか持っていないと判るや、その少年は突然、銃を犬に向けて発砲し、頭を吹き飛ばした。愛犬の亡骸を前に呆然と立ち尽くす老人。笑いながらその場を立ち去って行く少年たち。あまりにも理不尽な暴力!老人は”然るべき裁き”を求めて行動を開始する。私が、日本の作家以外の本を読むなんて本当に稀です。奇跡に近い。でも、昨年夏に伊坂幸太郎さん好きの本の交換オフ会に行った時に、この本を紹介してる方がいて、読んでみたいと思っていて、本屋で偶然に会えたら勝って読もうと思ってたら約半年のブランクで本屋で出会えたので読みました。説明にあるように、本当にただの老人でした。本になるようなのって、スゴい力だったり、賢さをもってる人が出てくるだろうけど、良い意味で普通でした。ただ、意味もなく大事にしてる、家族同然の犬を殺されて、それなりのことをすれば許そうって気持ちのある人でした。特別に秀でたことはないけど、これがドラマなんかなって思っちゃったり。なんて、浅はかな私の脳みそ;でもでも、調べてたら映画化(した/してる?)らしいですよ!すごいね。本読むの億劫だわって人は映画をチェックしてみると良いかも◎ PR