森 博嗣/つぼねのカトリーヌ 森 博嗣さんの「つぼねのカトリーヌ」を読みました。文庫本の表紙内容は、実は、僕の研究室にいた秘書さんが、カトリーヌという渾名だった―。小耳に挟んだ日々の小事から死生観、自己紹介まで、全一〇〇個の笑えて、考えさせられて、納得する森イズム。役に立つか立たないかは読む人しだい、でも読めば確実になにかが変わる。感想としては、森さんのエッセイとか読んでいて、よく思うのは、森さんは人にあまり興味が無い。他者の目を気にしたりだとか気にしないで、自分の芯みたいなもの(感覚的に好きか嫌いかみたいなの)を、持っていて、読んでいて面白い。逆になんで、こんなにも、誰かを気にしたり自己主張したり、溶け込んだり・・・?人間ってシンプルにすれば、楽そうだなぁ〜ッて感じた。実際、森さんみたいに生きたら面倒くさいだろうけど、こう言う考えも有るのかって、少しホッとする。変わってる事を、変わってると思わない。それが森さんだから。まぁ、所詮、私が想像したり考える森さんなんてものは、いくら本を読んでいても理解できないんだろうけど。エッセイだけど、見開きページで一つがすぐに読み終わっちゃうので、時間を見つけなくても、少しずつ読めちゃうので、なかなか良い読み物でした◎ PR