石持浅海/この国。 石持浅海さんの「この国。」を読みました!内容は、一党独裁の管理国家であるこの国では国家に対する反逆はもっとも罪が重く、人材育成をなにより重要視するこの国では小学校卒業時に児童の将来が決められ、非戦平和を掲げるこの国では士官学校はたんなる公務員養成所となり、経済の豊かなこの国では多くの女性が売春婦としておとずれ、文化を愛するこの国では「カワイイ」をテーマに博覧会が開かれる。そこで起こる「事件」の真の犯人は、やはりこの国自身なのかもしれない―。正直に言う!スゲー面白かった。反逆集団の策士vs政府のケルベロスの戦いが超よかった!お互いに裏の裏を読み、相手が仕掛けてくる罠や、作戦を探る。読み強まれつ、裏をかかれて。駆け引きスゲー面白い。最後の対決も。博覧会での襲撃にケルベロスが立ち向かう!つか、ケルベロスこと、番匠さんが格好良すぎる〜。最後の終わり方なんて、たまらんかった。どちらが勝ったのかは本を読んでみてください!!しかし、全てが管理された国ってのも凄いよな。中学卒業の時に既に自分の未来が決まる。そこで、一生の人生ルートが決められちゃうなんて。そして、不満も感じずに準じてるのは人間の特性なのかな。流されちゃうっていうか、大多数がyesと言えば、それが答えって考え。 PR